今回は、スウェーデン語を習い始めた頃の失敗話を書こうと思います。
スウェーデンへ移住してから、いろいろ恥ずかしい経験をしました。特に、スウェーデン語での聞き間違いや、勘違い、発音などの失敗は数知れず・・・。
スウェーデン語を習い始めて1~2ヶ月が経った頃、授業でよく短い作文を書きました。
自分では、まじめに書いたつもりだったのですが・・・。添削後の自分の作文を見直して、笑ってしまいました。
上の写真は、スウェーデン語を習いたての頃に使用していた教科書と、文法の問題集、手前は辞書です。
この問題集「Form i fokus」は、日本で買うと値段が高いのですが、文法をわかりやすく説明していて、練習問題の数も多く、私もこの問題集でたくさんのことを覚えました。これからスウェーデン語を勉強する人に、おススメです(解答は別売り)。
話が少しそれましたので、作文の話に戻ります。作文はもう処分してしまったのでうろ覚えなんですが、こんな失敗をしました。
1つ目は、「どんな部屋に住んでいるか」について作文した時の事。文の一部がこんなことに・・・。
「居間の左側にはテレビと本棚があります。床の上には大きな絨毯(じゅうたん)が敷いてあります。とても気に入ってます。」
と、書いたつもりが >>>
「居間の左側にはテレビと本棚があるぜ。床の上には大きな食べ物がおいてあります。 ええ、とても気に入ってますよ~」
ってな感じになっていました。
「Matta(じゅうたん、敷物)」 を「Mat(食べ物)」と書き間違えてしまいまいた。
単語を少し間違えただけで、何だか不思議ちゃんのような文章になってしまいました。それにしても、大きな食べ物って、一体…??
でも、こんな間違えをするのは私だけではないのです。
今はもう訂正されてるかもしれないけど、「旅の指さし会話帳・スウェーデン」という本の中にも、間違いがありました。
左上の女の子の会話の中の「akå」は間違いで、「åka」が正解なのです。でも、こんな書き間違いはかわいいもんです。
そして、2つ目の失敗は「週末は何をしていましたか」の作文。
その頃、ちょうど古いアパート(日本で言うマンション)を購入したばかりで、リノベーションをする為、毎週末いろいろなお店で道具や材料をチェックしていました。
「週末はBauhaus(ドイツ系の大きなホームセンター)へ行って、いろんな道具や床をチェックしました。とても楽しかったです。」
と、書いたつもりが >>>
「週末はBauhausへ行って、いろんな道具や床を焼いて炭にしてやりました。とても楽しかったぜー、うっへっへ。」
ってな感じになっていました。これじゃー犯罪者ですね。
「Kolla(チェックする)」を「Kola(焼いて炭にする)」と書き違えました。Lが1つ足りないだけで、こんなにも意味が変わってしまいます。
というように、こんな感じの失敗を今までたくさん繰り返してきました。失敗や勘違いで場が和んだりする時もあるし、「失敗は成功のもと」なので悪いことではないんですがね。
「外国に住めば、英語や現地の言語を話せるようになるでしょ?」って思われがちですが、それは違うんですよ~。こればかりは、本当に努力しだいだと思います。
「書く」と「話す」だけを比較すると、日本人は「書く」方はわりと上達が早いと思います。でも、話せるようになる為には、もうとにかく話すしかないです。
うまく話せない時や、会話中に自分の間違いに気づいて恥ずかしいと感じる時もあると思いますが、とにかくいっぱい失敗して、それでも、どんどん話している人の方が上達は早いです。
わかってはいるけど、これを実践するのが一番難しいんですけどね。