前回のスウェーデンの赤べこと青いブタ(1)の続き。
私がアーラ社の赤い牛に夢中になっていた頃、ずっと欲しいと思っていたのが「赤い牛の貯金箱」。何度かオークションサイトで見かけたことがあり、欲しいと思いながらもずっと画面で眺めているばかりでしたが、ついにある時この貯金箱を手に入れました。
この赤い牛は、実は完璧な状態ではなく、片耳が少し欠けていて、もう片方の耳はほぼ残ってないのです。でも完璧じゃないところが逆にかわいく思えて、入札してみました。いつもよりも安い値段だったので、なんとか買うことができました。
赤い牛が家に届いて驚いたことは、予想よりも小さかった事。もっと大きいのかと思っていましたが、意外にも小ぶりでした。今は本棚の上に飾っています。
この赤い牛の貯金箱をチェックしていた時に、ついでに入札してみた物があります。
それがこの「青いブタ」です。
こちらは郵便局のマークが入った貯金箱、きっと贈呈品だったのでしょう。ブタのお腹には、デンマークの『Poul Willumsen(ポール・ウィルムセン)』の社名と1983年と書かれています。こんなにかわいい貯金箱を郵便局でもらったら、嬉しすぎて頑張ってお金を貯めるか、使うのがもったいなくてしまってしまうかも。
うちには2人の子供がいて、下の子はまだ小さいけど上の子はもう小学生なので、お金の大切さを学ぶのにもちょうどいいなと思い、子供たちにこの貯金箱をあげました。たまに小銭を入れている音がするので、どうやら貯めているようです。
自分の貯金箱を見分けるために、ブタのクルクルしっぽを逆さにしてみたり工夫をしていたけど、でも私は密かに知っています。上の子もんぐーはたまに下の子キュピ助の貯金箱にこっそり小銭を足してあげていたのでした。
キュピ助は、もんぐーが自分の為にそんなことをしてくれているという事には全く気づいていないけど、青ブタ君達のおかげで、もんぐーの優しい気持ちが少し育っているのでした。ありがとう、青ブタ君たち!
スウェーデンに住んでから好きになった物や食べ物がいくつかあり、今回はその中から2つ選んで書きました。スウェーデンのキャラクターもかわいいのがたくさんあるので、またいつか紹介したいです。